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修行中にいつものように逃げ出した跡継ぎ候補の不良巫女に、当代巫女からとうとうきついお仕置きが与えられることになった。
巫女式くすぐりの刑。
式神の霊力が切れるまで終わらないこのお仕置きは、歴代最強と言われる当代巫女の下で行使された。
手の形をした式神は、無防備な腋の下を弄び、
霊力の篭められたお祓い棒は、脇腹を意地悪くつっついてくる。
与えられた刺激は、敏感な年頃の娘にとって1秒たりとも堪えられるものではなかった。
「やはっ、やめろって……! やひゃ~~っひゃひゃっひゃ!!」
こちょこちょこちょこちょこちょ……
「あはははは!! 腋っ!腋の下はやめっ、よわいんだあぁぁっはっははははは!!」
こしょこしょこしょこしょこしょ……
「うひっ…!うはははははっ!! くすぐったい! くすぐったいってええぇぇっへへへっ!! 死ぬっ……くひゃはははははは!」
ツンツン……ぐにぐに……
「も、もうひゃはははは! 逃げ出したりしねぇからああぁはっはははは!! やめてくれ~っ!くるしっ、あ~っはははひひひひひっ!!」
いくら笑い悶えながら許しを請うても、『霊力が切れるまでくすぐり続ける』という命令だけをインプットされた式神は少女を無慈悲にくすぐり続ける。
歴代最強の巫女が式神に与えた霊力がいつ尽きるかは、誰も知らない。