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VIPリク、『咲』の宮永 咲 です。
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「わ、私はイカサマなんかやってません! 離してください!」
イカサマの疑いを掛けられ、よく分らない部屋に拉致され、部屋の壁から伸びる縄に拘束された咲。
イカサマなんて本当にやってはいないのだが、今回は相手が悪かった。
文句をつけられるだけの事が起きれば、それが本当であろうかどうかは関係ないのだ。
賠償を求めるのではない。この組織はプライドを傷つけたものの、笑顔を対象に求めるのだ。
組織の一人がパチンと指を鳴らすと、人間の手を模したものが、2体、咲に北づいてきた。
「な、何ですかこれは! 私をどうしようって…っ!!?」
咲の抗議の言葉は、2体の手が起こした行動によってさえぎられた。
靴と靴下をを脱がされさらけ出された、咲の綺麗な足の裏をこちょこちょとくすぐり始めたのだ。
「ひゃあっ!やっ…やはははっ!あはははははははははっ!! や、やめっ!やめて~っ!」
咲の言葉など聞きうけるわけも無く、無慈悲なくすぐりは咲の足の裏を自由に走り回る。
「だめ!やあぁっはっははははははは! くすぐったい!ダメえぇっっひっひひひひひひ! やってない!やってないんだってば~っははははは!!」
「あはははは!くすぐり、弱いの!やめっ!ひひひひひっ、うきゃあっ!?」
左の手が、足の裏の中心のくぼんだところをこちょこちょとくすぐり出すと、策の笑い声が一段と大きくなった。
「あっ、あっ…あ~~っひゃひゃひゃっひゃひゃっひゃはははは!! ダメ!そこダメ!とめて~っ!!くすぐったひ~っひっひっひひひっひひひひ!!」
右の手がそれを見逃すわけが無く、こちらもそのくぼみとその周辺を、こちょこちょ、さわさわとくすぐりだした。
「あきゃああああぁっははははははははは!! ギブ!ギブだって! 離れて!はにゃれえええぇっへへへへはははははは!!」
無慈悲なくすぐりは、咲がやってもいないイカサマを認めるまで続くのだろう。
しかし、その後お仕置きとして、更にくすぐられる未来もまた、必然として待っているのだろう。